成城大学法学部を卒業した者または卒業見込みの者で、在学中の成績が優秀であり、所属した、または所属している専門演習の担当教員の推薦を受けた者は、面接・口述による選考だけで成城大学大学院法学研究科博士課程前期に入学することができる(学内推薦選考)。4年次に専門演習を履修していない場合には、3年次の専門演習担当教員の推薦でもよい。やむを得ない事由がある場合には、それ以外の教員の推薦を受けることもできるが、この場合は、法学研究科教授会の承認が必要である。
学内推薦選考で合格するために必要な成績に関する要件は、履修した科目の評価中の優以上の割合が所定の基準に達していることである(法学部4年次生がI 期入試に出願する場合は3年次までの成績によるが、II 期入試に出願する場合は4年次前期の成績も含まれる)。
成城大学法学部4年次に在籍し当該年度中に卒業見込みであり、かつ成城大学大学院法学研究科への進学を希望する者であって、成績等に関する所定の基準を満たした者は、この制度により法学研究科の科目等履修生となることができる。
この制度により修得した単位は、法学部卒業後、その翌々々年度までに法学研究科に入学した場合に限り、16単位を限度に、大学院博士課程前期の修了要件単位として申請することができる。その際、優秀な成績の場合には、大学院在籍1年で修士号を取得することも可能である。